ケーキの差し入れ(はじめてのアレルギー反応)
低体重による2週間の管理入院を経て、無事2500gを超えたウリを連れ、
実家に戻る。
これで冷凍母乳ではなく、いつでも直接お乳をあげることができる。
これから寝不足が続くのだろうけれど、一日中ウリと一緒に居られることがこの上なく幸せ。
昼下がりに
「よく頑張ったね!」
と友人のエーちゃんがうちに寄ってくれた。
手には大好きな近所のケーキ屋さんのケーキ。
「やった!久しぶり。嬉しい。」
とワンピース食べ終わったところでウリが目を覚ます。
ちょうど良いタイミングだったからソファに座り、エーちゃんとのお喋りを
中断して、授乳を始めた。
と、ウリの頬が赤くなりはじめた。
どんどんと赤みが強くなる。
むずかって泣き始め、小さな体を縮めて下痢をした。
なにかがおかしい。
おっぱい美味しくなかったのかな。
そのあともウリは泣き続け、泣き疲れて眠ってしまった。
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これまでの食物アレルギー・アトピーっこ育児を思い出しながら綴っていきます。
情報は最新ではありませんので、確認の後にお試しいただくことをおすすめします。
膝の裏がかゆい(妊娠8か月)
ウリを妊娠した夏の終わり。
妊娠8か月を過ぎ、里帰り出産のため実家へ帰省。
おなかも大きくなり、動きが鈍くなってきたのを口実に日々をダラダラと過ごしていた。
ベッドで赤ちゃん雑誌を眺めながら
オーガニックコットンのおくるみ、いいね。
とご機嫌に寝転がっていたときに、左足のひざ裏が痒くなった。
「あれ。さっき庭に出た時に、虫に刺されたかな。」
気にせず、ボリボリ掻き続ける。
掻けば掻くほど痒くなる、今までにない強烈なかゆみ。
「薬でも塗るかな。」
一階に降りて薬箱をゴソゴソ漁っていると、後ろから母が
「どうしたの?その足?!」
慌てて合わせ鏡で見てみると、左足のひざ裏が赤黒くなっていて、そこから液のようなものが流れ出ていた。
「これってアトピー?妊娠して体質が変わったのかな。」
今まで外国の化粧品を使っても何ともないほど強くトラブルしらずの皮膚だった私。
皮膚科には罹ったこともない。
とりあえず、祖母が庭から採ってきてくれたアロエを塗って様子をみる。
その日は痒くて痒くて搔き毟りを我慢できず、つらかった。
夜中じゅう掻き続けたらしく、朝起きたらひざ裏がジュクジュク。
不思議なことに5日ほどしたら症状はなくなり、ひざ裏も元の肌に戻っていった。
あとから考えてみると、これは神様が皮膚トラブルで苦しい経験をしたことがなかった私に
「これからアトピーの娘が経験する痒みはこんなふうですよ。」
と教えてくださったのではないかと思う。
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これまでの食物アレルギー・アトピーっこ育児を思い出しながら綴っていきます。
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